ここでは「執行部」や「本部役員」「運営委員会」などと称されるパートのお話です。
「PTA」というとまずここを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
PTA初心者の方はここは軽く読むくらいで大丈夫です。
執行部はこんなことやってるんだ~くらいで…
この項では便宜上「本部役員」と表現することにします。
本部役員には
- 会長
- 副会長
- 会計
- 書記
が所属しています。
学校によっては副会長を複数起き、会計担当副会長、会計担当副会長としているところもあります。
副会長は教頭先生も兼任しています。
この点はあまり知られいないんじゃないでしょうか。
「PTA」の「T」の部分ですね。
さて本部役員の仕事ですが、
- 入学式、卒業式への出席(来賓として出席します)
- PTA総会の準備、運営
- 理事会の準備
- PTA行事の企画
- 市町村の教員委員会との連携
- 保険加入の手続き
など、他の専門部では出来ないことをやってます。
会社でいったら総務部ってところでしょうか。
では、気になる人選。
どんな人が会長になるのでしょうか。
PTA会長は男性で、自営業者の方、つまり男性でも比較的時間が自由になる方が多いです。
会長として市町村が主催する会合などに出席するので、昼間職場を離れても支障がない方にお願いします。
他の役員はクラス、学年、専門部とあがってくることが多いですが、会長は推薦・委任になります。
もっとも、最近は女性の会長も増えてきました。
正直なところ、男性会長は「PTAの顔」的な役割が強く、実務は副会長が引き受けているところがほとんどです。
そんな副会長経験者の中から会長に就任するのは自然なことですよね。
副会長は2人~5人、大規模校では7人くらいいるところもありますが、先に述べたように会計担当、書記担当、または専門部をいくつか総括した担当、行事担当とわけているところもあります。
たいていは推薦・自薦で就任しています。
そしてこの本部役員と各学年部・各専門部長で「理事会」が構成されるのです。この「理事会」がPTAを運営しています。